みなさん、こんにちは。
今日は8月18日、昨日あたりからやっと秋の気配がしてきましたね。
猛暑後の疲労にも気をつけながら、日々、勉強がんばって行きましょう。
先月、お茶の水女子大学から次のような声明が出されました。*以下冒頭部分
「お茶の水女子大学では、自身の性自認にもとづき、女子大学で学ぶことを
希望する人(戸籍上男性であっても性自認が女性であるトランスジェンダー
学生)を受入れることを決定しました。」
*お茶大のサイトで全文をお読みください。
上記声明の少し前、『新潮45』(2018年8月号)に、杉田水脈衆議院議員の
「LGBT 支援の度が過ぎる」と題する文章が掲載され、その中の
「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり「生産性」がないのです」という発言
をめぐり、大騒ぎになりました。*この LGBT の T が transgender です。
このような社会的関心および大学の学生受け入れの変化は、必ず入試問題にも
影響を与えます。英語・現代社会・現代文・小論文といった筆記試験の内容、
さらには面接でも LGBT に関する質問や議論がされる可能性があります。
【参考】 『速読速聴・英単語 Opinion 1100』(Z会)には、様々な今日的
テーマと共に、「トランスジェンダーの公衆トイレ利用について」等の話題
も載っています。肯定・否定それぞれの論が英語・日本語で書かれており、
そのテーマに関連した単語や基礎知識がまとめてあります。
*その他のテーマ : 外国人労働者をもっと受け入れるべきか / 赤ちゃん
への遺伝子編集の規制 / 末期患者に対する医師の自殺幇助 / 死刑は
廃止されるべきか / 再生可能エネルギーの推進、など多数。
・・・と述べてきましたが、入試に出る出ないに関わらず、忙しい受験勉強中
ではあっても、広く社会のことに関心を持ち、見聞を広めて行ってほしいと
思います。
がんばれ、若者たち!
金沢中央予備校 藤田登久
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