みなさん、こんにちは。
5月4日の①からずいぶん日がたってしまいました。
①では「不可逆的に irreversibly」に注目しましたが、
今日にいたるまで、米朝関係は「可逆的に reversibly」
進んだり戻ったりしているようです。今回は
そんな国際情勢とは無関係な、ある表現を取り上げます。
先日、何気なく自宅のテレビをザッピング zapping していると、
(おそらく)アメリカの、とある空き地を囲む木のフェンスに、
スプレーで何か文字が書いてありました。 Beat the odds!
【参考】 塀にスプレーで落書きされた。
= Someone has sprayed graffiti on our walls.
この表現 beat the odds を知らなかったので調べてみると、
「逆境に打ち勝つ、形勢を逆転する」という意味でした。
odds は競馬中継などでおなじみの「オッズ=賭け金に対する配当率」、
そこから、「(勝利の)見込み、可能性」へと展開したと思われます。
観客が馬の勝利を予測して馬券を買うように、社会が買うあなたの可能性、
当然、極めて低い可能性=「こいつの勝ちはないだろうな」、これこそが
「逆境」であり「不利な形勢」なのです。それを・・・打破する。
受験生ならずとも、逆境なんかぶっ飛ばせ!
Beat the odds!
金沢中央予備校 藤田登久
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