「英語の身体表現」 合格へのリレー講義⑪ 英語師弟問答vol.3 (藤田)
弟子: みなさんこんにちは。師匠、今日もよろしくお願いします。
師匠: まずこれじゃ。「わずかの差で」=by a ( )、空欄には 身体の部分 が入る。
弟子: 任せて下さい。「お~っと、ハイセイコー、迫る迫る、並んだぁ~、鼻差で、
かわしたぁ~!」 「鼻差」だから、nose です。競馬好きが幸いしたかな。
師匠: ハイセイコー(1972~74に大活躍)って、おまえ何歳だよ。nose 以外には、
「007危機一発」⇒「危機一髪」⇒by a ( ) ときて・・・、hair だ。
弟子: 師匠、007(1953~小説、以降ドラマ化・映画化)はもっと古いですよ。
ちなみに、この by は「差」を表すやつですね。師匠お得意の・・・
師匠: 佐野史郎ではなく、「差のby」! 佐野元春バージョンもあるぞ。では次ね。
「首を横に振る」=shake one's ( )は?
弟子: 否定の仕草ですよね。でも、もちろん、「首」だからといって neck じゃないと。
師匠: 「首」を振れる? 「首」だけを。「ダルマ落とし」じゃないんだから。
弟子: 首より上が全部振れますよね。
師匠: そうじゃ。英語では首より上全部を head というので、答えは head になる。
昔、修学旅行の時に、バスガイドさんが、「窓から首を出さないように」って言って
ただろう。首だけ出すの難しいぞ、窓から。平将門の「首塚」には、将門の首が輪切り
状態で祭ってあるのか。日本語では、首より上全部を「首」と言うのじゃ。
弟子: ではもう一つお願いします。
師匠: the hair growing on the human upper lip ってなんでしょう?
弟子: 人間の上唇に生えている毛・・・? いやぁ、生えてないでしょう、普通。
師匠: そう、普通はね。しか~し、わしの唇を見よ!
弟子: ぎゃ~っ、・・・て、それ「口ひげ」mustache じゃないですか。でも何で唇に?
師匠: 英語の lip は、広義では「鼻の下、口の周辺も含む」なんじゃよ。
弟子: これもまた、日米では、言葉による身体の区切り方が違うんですね。
師匠: 今回の3つについては、英語と日本語のズレを紹介したが、その他そのまま理解
できる表現も多いし、入試に出てくるものもある。lose face 「面目を失う」とか。
辞書で一つずつ身体部分の箇所を読んでみるのも面白いぞ。ではまた、次回!
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